皆様こんにちは。
東日本砂糖特約店協同組合の宇佐川でございます。
本日はご多用の中、第42回東日本流通懇話会にかくも多数の方々にお集まりいただきまして誠に有難うございます。
本来であれば西川理事長がこの場でご挨拶を申し上げる所ですが、本日は所用により欠席されておりますので副理事の最年長ということで私が代役を務めさせていただきます。
西川理事長は過去のこの流通懇話会等で農林水産省の「フェアプライスプロジェクト」や「農産物・食品の合理的な価格形成に向けての取り組み」を紹介し、労務費、原材料価格、物流コスト等を適正に価格転嫁することで砂糖をはじめとする食料品を安定供給する企業として砂糖卸商が今後も事業を継続し、持続的に発展する努力をして行きましょうと述べられております。
その状況は今現在大きく好転したと言えるでしょうか。
足もとの事業環境に目を向けますと先ずは日銀が昨年12月に行った金融政策決定会合において政策金利を0.25%上げ、0.75%にすることを決定しました。このことを受け我々が金融機関から借りる事業運営上の資金に対する金利は間違いなく上昇することが予想されますし、春闘につきましても連合は全体で「5%以上」の賃上げ要求を掲げました。中小労働組合は「6%以上」、パートなど非正規労働者は「7%」の目標を設定し、企業規模や雇用形態間の格差是正を図るとしており、この2つの要素だけ見ましても砂糖卸商は更なる経費負担を強いられることになります。
西川理事長が繰り返し述べられたメッセージへの取り組みもまさに待ったなしの状況に至っていると言わざるを得ません。
砂糖の販売に関して適正な収益を確保できたとしてもこれまでの営業利益を維持しただけに過ぎず、収益の増加に至ってない以上何か新たな収益の柱を構築したいところです。
そこで我々の重要なパートナーである製糖各社が今何を目指しているのか注目してみました。
各社の中期経営計画等を拝見しますと砂糖をコアな事業であると位置づけながらも製糖以外の健康や高齢化社会を背景にした事業に注力することが掲げられております。
製糖各社が取り組むこれらの新たな事業においてもしっかり取り組んで貢献し、収益の増加を目指すとともにパートナーシップを深めていくことが極めて重要ではないかと思う次第です。
その意味で本日の講演は国産糖としてなくてはならないビート糖のお話を日本ビート糖業協会会長、日本甜菜製糖代表取締役社長の石栗様にそして新たな商材に繋がるイヌリンについてフジ日本、機能性素材事業部、原課長様にご講演いただきます。
本日のご講演を皆様の今後のビジネスの足掛かりにしていただければ幸いです。
最後となりますが、本日ご参加企業の益々のご発展とご参集の皆様のご多幸、ご健勝を祈念しましてご挨拶とさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。